子連れ温泉旅行記(雲仙編)

雲仙地獄

道の駅みずなし本陣を後にした私たちは、雲仙にある宿に向かいました。小雨が降る中、雲仙への山道を上っていると、少し霧が出てきました。それが段々濃くなっていき、ついに視界は真っ白!前の車のテールランプがやっと見えるくらいの濃霧になってしまいました。

九州ホテル

慎重に運転し続け、やっとの思いで宿に到着。今回宿泊するお宿は雲仙地獄のすぐ隣りにある「九州ホテル」です。

ウェルカムサービス ホテルに着くと男性スタッフの方が玄関に数名で出迎えてくれました。荷物を持ってもらい、お部屋に案内されるまでロビーで待っていると、ウェルカムドリンクのサービスが!こういう心遣いってとても嬉しく感じますよね。
【写真:ウェルカムドリンク】

夕食まで時間があったので、一度温泉に入ることにしました。もちろん息子も一緒です。ちなみに九州ホテルには男湯の「大地の湯」、女湯の「四季の湯」、時間帯別に男湯と女湯に入れ替わる「ひのき湯」、そして家族風呂(貸切)の「峰の湯」があります。体を洗い温泉に入り、はぁ〜いい気分♪と思っていたら、ここでちょっとハプニング!息子が顔に手をやった瞬間、ちょっと泣きべそ顔に。そう、ここ雲仙温泉の泉質は酸性硫黄泉なので、お湯が目にしみたようなのです。あわてて頭に乗せていたタオル(乗せますよね?)で顔を拭きました。息子には「ちゃぷちゃぷしたらダメだよ〜」などと言いながら、露天風呂を満喫したのでした。

客室(ベッド) 客室(和室) 息子

ディナー(夕食)

さて、おまちかねのディナー。今回の旅は我が家にとっては珍しい夕食・朝食付プランだったので、九州ホテルの和食レストランでの夕食です。それも総料理長おすすめの和食コース料理6,300円なり!庶民の私には年に1度あるかないかのお値段です。

胡麻豆腐のいり出し 湯葉あんかけ 一品ずつ出てくるお料理はどれも美味しくて、その中でも特に私が美味しいと感じたのは胡麻豆腐のいり出し 湯葉あんかけ。甘い胡麻豆腐ととろりとしたあんかけが絶妙にマッチしていて、とても美味しかったです。
【写真:胡麻豆腐のいり出し 湯葉あんかけ】

メイン料理に差し掛かる頃、子供が少しぐずり始めました。子連れの食事ってなかなか時間をかけられないんですよね。コース料理だから時間かかることはある程度予想はしていたものの、メインを前にとはちょっと辛いな…などと思っていると、ホテルの方がお声をかけて下さり、息子の相手をしてくれたのです。これには夫婦揃ってとても感激しました。おかげでゆっくり食事を取ることができ、このお宿を選んでよかった!と心から思いました。

お造り 鯛のあら煮 息子

雲仙 2日目の朝


ひのき湯
【画像提供:楽天トラベル
次の日。雲仙は濃い朝霧に包まれていました。まずは温泉でしょう〜ということで、前日入れなかった「ひのき湯」を利用しました。ひのき湯のお湯は透明でお肌に優しい感じ。また庭園露天風呂(こちらは白濁湯)へと続いていたので、小鳥のさえずりを聞きながら、ゆったりとした気持ちになれました。

温泉に入った後、身支度を整えて朝食へ。朝食はレストラン「百年ダイニング」でのバイキングで、窓から雲仙地獄を見渡せるとのことだったのですが、あいにく濃霧で窓が曇っており見ることができず…しかしながら、百年ダイニングのクラシカルで落ち着いた雰囲気の中いただく朝食は美味しかったですよ。

百年ダイニングロビー 朝食 朝食を食べる息子

雲仙地獄


雲仙地獄 雲仙に来たら間違いなく皆さん訪れるであろう「雲仙地獄」。ホテルの方にベビーカーはちょっと押し辛いかも?というアドバイスをいただき、抱っこ&歩きで行くことにしました。ホテルのすぐ隣りが地獄巡りのスタート地点。噴気はもくもく、硫黄の匂いがぷんぷんです。

息子も「うわぁ〜」と言いながら、ガスが噴き出す様を見ていました。途中で足湯に寄るなどしながら、たっぷり1時間半近く歩いたんですよ。

噴気に包まれる息子 雲仙地獄 足湯

仁多峠


仁多峠 お昼過ぎ、濃霧のため通行止めだった仁多峠有料道路が通行できるようになっていたので、早速向かいました。仁多峠有料道路の途中にある展望台からは、普賢岳を近くで見ることが出来ます。その展望台から少し車を走らせると駐車場があり、そこからロープウェーが運行されていて、妙見岳山頂まで向かいます。山頂からは広大な自然を感じることができ、空気もとてもおいしかったですよ。

普賢岳 妙見岳山頂 パパと息子

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